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東京PT デフリンピック代表5選手を激励

 東京パワーテクノロジーは今月1日、同社豊洲本社(東京都江東区)において、東京2025デフリンピック壮行会を開催した。

 多様な人材の活躍により組織を活性化することで、新たな価値の創造につなげる「D&I(ダイバーシティ・インクルージョン)」を推進しており、その重点施策として「女性活躍・障がい者雇用」のさらなる推進、 障がい者へのスポーツ支援などを通じた共生社会の実現に向けて、アスリートへの支援を積極的に実施。所属アスリートは、選手として活躍するほか「スポーツを通じた交流により幅広い知見を得て、目標に向かって努力をする大切さを、広く社内外へ向けて発信している」(同社支援サイト)。
 耳が聞こえない、聞こえにくい人のためのオリンピックとして、924年に仏パリで初めて開催されたデフリンピックは、今回100周年を迎える。その記念すべき大会が、初開催となる日本で行われ、来月15~26日の12日間にわたり、東京都内の19会場と福島県のJヴィレッジ(サッカー)、静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンター(ロード・マウンテンバイク自転車)で熱戦が繰り広げられる。
 70~80か国・地域から約3000人の選手が参加する今回大会には、東京PTから所属アスリート3人と、来年4月入社予定の内定者2人が、日本代表選手として同大会に出場する。壮行会では、各選手が大会への意気込みを語り、本橋準・社長からは激励の言葉が送られた。

 同社所属の代表選手は、〇長内智・デフ陸上/男子800m日本代表、〇北谷宏人・デフ陸上/男子棒高跳日本代表(前回大会金メダリスト・デフ棒高跳日本記録保持者)、〇門脇翠・デフ陸上/女子4×100mリレー、4×400m男女混合リレー日本代表、〇瀧澤諒斗・男子デフサッカー日本代表(内定者・亜細亜大学)、〇遠山莉生・デフ陸上/男子ハンマー投日本代表(同・筑波大学)。日本のデフスポーツ界を牽引する、5選手の活躍が期待される。なお同社は、同大会の協賛・ゲームズサポートメンバーとして参画する。