四国電 女子中高生の進路支援で新たな取組み
四国電力は、女子中高生を対象にした進路支援の新たな取り組みを開始した。自分自身の将来について漠然とした思いや、不安を感じている女子中高生に、既に社会人となった先輩女性が講師役となって、理系に進路する―という人生の魅力を伝えることで「無限の可能性を持つ次世代の選択肢を広げるきっかけにしてもらう」(四国電)という、夢のあるプロジェクトだ。
四国電は25日、「テクノガールズかがわ」と名付けた同取り組みの第1回ミーティングを高松市の高松電気ビルで開催。当日は、市内在住の中学1年から高校3年までの女子生徒27人を迎えて、香川大学の野々村敦子・創造工学部教授と、再生可能エネルギー部所属の今井玲奈さんがスピーカー役となって、それぞれ「自然の理を知る技術の開発~自然との共生を目指した防災」「電力事業について」の演題で、理学部と工学部の違いや、地形工学と防災、各発電スキームの詳細や電源構成の必要性などの説明に加え、それぞれが担当する業務の内容について分かりやすく紹介した。
さらに一緒にランチを楽しみながら、参加者の進路相談なども行い。参加者に「就職の悩みが解決した」(中1)と大変好評だった。同反響を踏まえて四国電は今後、定例的に同取り組みを開催する考えだ。
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