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東北電など 八峰能代沖洋上風力計画を拡大

 東北電力が、ジャパン・リニューアブル・エナジー、ENEOSと共同で、秋田県の八峰町・能代市沖で計画する八峰能代沖洋上風力(仮称)の総出力が、当初計画の18万㎾から36万㎾に倍増されることが明らかになった。3社が共同出資する合同会社の八峰能代沖洋上風力を事業会社に、計画の実現を目指す同プロジェクトは、既報のように同社が17年に公表した計画段階環境配慮書、さらに18年に公表した環境影響評価方法書では、最大出力を18万㎾としていたが、その後、政府が打ち出した洋上風力の整備拡大―の方針を受け、計画を見直すと共に事業規模の大幅拡大を決めたもの。出力のアップについては3、4の両日、八峰能代沖洋上風力が八峰町と能代市でそれぞれ開いた住民説明会の中で、建設予定地となる海域が「近く国の風力促進区域に指定される見込みである」ことと共に示された。