主な記事 詳細

過去の主な記事

電力各社 社内報アワードで各内容に高い評価

 電力各社の社内報が、国内最大の社内報コンクール「社内報アワード2020」(主催・ウィズワークス)で様々な賞に選出された。同賞は、全国の企業から寄せられた社内報(紙・ウェブ・動画)を、発行目的の明確性・読者である社員に対する有意性・文章の適切性・デザイン性・情報内容・ターゲットへの訴求力―の各審査基準に基づき、40人の同アワード審査チームが内容を審査し、評価点の高い順にランキングする今年度で19回目となる公募型のコンペ。紙・ウェブ・動画の各部門ごとに、評価点に応じて順位を発表すると共に、上位企業にはゴールド賞(85点以上)、シルバー賞(80点以上)、ブロンズ賞(75点以上)がそれぞれ授与される。今年度の選考では、紙社内報部門のうち「社内報のページが20ページ以上」部門で、中部電力の「中部電力グループ報・絆」が評価点78・2で31位(ブロンズ賞)、同じく「19ページ以下」部門で東京電力ホールディングスの「TEPCOmmunity」が78・5点で10位(同)、「単発企画7ページ以下」部門で、関西電力の「かんでんこどもしんぶん」が77・3点で23位(同)、「表紙企画」部門で、中部電の「中部電力社内報Human Energy(表紙・巻頭連動企画)」が79・3点で7位(同)に、それぞれランクインした。

 また「動画社内報部門」で、北陸電力の「PIヘッドライン密着ドキュメント・金井社長」が、82・2点で10位(シルバー賞)、中部電の「HumanEnergy+ 勝野さんのおとう飯~らくらくクッキング」が、76・5点で23位(ブロンズ賞)に選出された。今年度のコンペには、全国の計236社から、過去最多となる515企画の応募があり、コンクールを主催するウィズワークスは「広報ツールとしての社内報の機能に、より注目する企業が増えている」と指摘する。