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北海道電 「インフラDXコンペ」の受賞候補に

 北海道電力が開発した「ダム揚圧力・間隙水圧自動測定システム」が、国交省近畿地方整備局の、今年度「インフラDXコンペ」の受賞候補技術に選定された。同システムは、従来、担当者が月あたり1~3回の頻度で現地に出向して行っていた、ダム揚圧力の測定と保守業務を、電動バルブにデジタル式圧力計をつないでアナログ式圧力計と組み合わせることで、保守事務所からの遠隔操作を可能にする独自技術。北海道電が、計測制御システム開発のハイテックシステム(北海道恵庭市)と共同開発した独自システムで「移動時間の削減により施工管理の向上に大きく寄与している」(北海道電)という。近畿整備局が主催するインフラDXコンペは「インフラ分野において、DXに活用できる優れた技術の発掘」(同局)を目指して、22年度にスタートした公募によるコンペ。特徴的なのは、受賞対象企業の技術開発者自らが自社開発技術をプレゼンテーションし、近畿整備局の委員と有識者で構成する審査委員会が「革新性・独創性」「実現可能性」「改善効果」の3項目で審査。最優秀技術を選出・表彰する―という選考スキーム。

 今年度は、北海道電のほか、大林組や西日本高速道路エンジニアリング四国など8社が、来月28日に大阪市のインテックス大阪6号館で開催される「建設技術展2026近畿」において、自社開発技術をそれぞれ発表する。受賞企業には「優秀技術受賞者インセンティブ」として、近畿整備局の管理エリアにおいて試行フィールドが提供される特典が与えられる。なお、北海道電の同技術は、優良技術の普及を目的に国交省が認定する「NETIS登録技術」として、同省の専用ホームページでも詳細が紹介されている。