ウインドファーム2社 日建連土木賞を受賞
Jパワーと九電みらいエナジー、クラフティア、西部ガスなどが出資する、ひびきウインドエナジーが、福岡県北九州市沖の響灘に建設した、北九州響灘洋上ウインドファーム(計22万kW)の工事が、日本建設業連合会(日建連、会長=押味至一・鹿島建設会長)の今年度「土木賞」に選出された。
同賞は「経済を支える社会基盤である土木構造物の施工プロセスにおいて最も優れた取り組み」を選出・表彰する、19年創設の年次顕彰。今年度の受賞対象となった北九州響灘洋上ウインドファームは、南北1〜10㎞、東西11㎞の海域に設備容量9600kWの大型風車を25基設置し、設備が完成した今年3月から今後20年間にわたって発電事業を行う国内最大の洋上風力。
五洋・日鉄エンジニアリング特定建設工事共同企業体の設計・施工で22年に着工し、複雑な地盤条件に応じた基礎工法の採用や独創的な施工・物流体制の構築により「施工の確実性と効率性を両立して、わが国洋上風力事業の発展に重要な知見を示した」(審査委員会)ことなどが高く評価された。なお、同社は今年6月に、同工事で「土木学会賞」を受賞している。
また、中部、関西両電力と大阪ガス、ENEOSリニューアブル・エナジー、戸田建設などが出資する、五島フローティングウィンドファームが、長崎県五島市沖に設けた、国内初の浮体式洋上ウィンドファームである五島フローティングウィンドファーム(計1・68万kW)の建設工事も「浮体構造物の浜出しや、風車の組み立て工程を合理化して洋上作業を削減したことにより、従来に比べて建設費を25%、工期を12%縮減し、浮体式洋上風力発電施設の量産化への道筋を付けた」(同)として、特別賞に選出された。
今年度の土木賞を受賞した各社の表彰式は、東京都千代田区のホテルニューオータニ東京で、11月27日に行われる。
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