トーエネック 安全創造館に災害伝承部門新設
トーエネックは「過去の労働災害から得た教訓を、次世代へ確実に伝える」(同社)ため、名古屋市の教育センター内「安全創造館」に、過去の労働災害などを紹介する専門施設「災害伝承エリア」を開設した。
新施設は「安全は企業活動の大前提であり、他の要素と比較して優先順位を下げられるものではない」との認識の下、「過去の労働災害から学び、安全を誓い、未来に活かす」を開設コンセプトに、①安全の原点、②災害の歴史、③安全の価値、④災害の理解、⑤安全の誓い―の5つのセクションで構成。
このうち①では、シアタールーム内で滝本嗣久社長自らが、安全教育の意義を受講者に説明して、電気設備工事業者としての職責と安全の重要性などを伝えた上で研修がスタートする。
始めに、会社創立からこれまでの主な労働災害と、災害を教訓にトーエネックが進めてきた安全への取り組みを年表で表示する②、続いて、労働災害による被害の実態を写真やパネルを活用して理解させる③、さらに、受講者がタブレットを使って、自身の業務に沿った災害事例を選択して災害の発生傾向を理解させる④のセクションを受講後、⑤では、再度滝本社長がガイド役となって①~④での学びを振り返りながら、最後に「労働災害を二度と起こさないために自分ができること」を、タブレットを活用して言語化し、自筆カードにまとめる―という受講フローになる。
トーエネックが今回、災害伝承エリアを設けた安全創造館は、14年の同社創立70周プロジェクトの一環として整備した「危険を可視化し、危険感受性を高める教育施設」で、17年に運用を開始した。
門戸を社外にも開いたオープン型の研修施設なため、中部電グループ以外の企業や団体の社員でも受講が可能なことから人気を集めており、開館以来、これまでに計2.2万人超が「危険体感教育」を受講している。
endwhile; ?>


