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NCO CS人材フレームワーク案の意見募集

 内閣官房国家サイバー統括室(NCO)は、サイバーセキュリティ(CS)を担う人材を明確化した「CS人材フレームワーク(案)」について、パブリックコメントを実施する。

 様々な領域において、マネジメントから実務まで、CS人材の役割り・スキルが多様化しており、同人材の育成・確保が、官民を通じて急務となっている。国全体として効率的・効果的にCS人材の育成・確保を図るため、既報の通りNCOは、昨年10月に検討会を新設。同フレームワークの策定に向けて、検討を進めているところ。

 CS人材の職種別の役割りと、それぞれに求められるタスク・知識・スキル(TKS)を体系的に整理すると共に、能力などに応じたレベルを設定した、官民共通のフレームワークを年度内にも取りまとめる。このほど開催した同検討会では、同フレームワーク策定後の利活用を見据えて、その考え方や構成の妥当性、実務での活用可能性などに関し、広く意見を募集して内容の充実・改善を図る考えを示した。
 同フレームワークは、産官学を問わず、幅広い主体の活用を想定。CS業務における、〇意思決定・戦略策定、〇戦略推進・プロジェクト管理、〇監視、情報収集・分析・共有、〇教育・訓練―といった13の役割りと、各役割りにおける汎用的なTKSを定義すると共に、CS人材について4段階のレベルを設定する。業務での最終意思決定に対して責任を負う者―とするレベル4の人材には、〇各役割りで定義する知識に加え、業界全体やビジネスに関連する幅広い知識を保有、〇組織全体を俯瞰して、各役割りで定義する知識・スキル向上の企画・立案が可能、〇CSに関する実務経験10年以上―などの条件を示している。
 同フレームワーク案に対するパブリックコメントの募集では、フレームワークの位置付け、全体像をはじめ、これら各役割りの詳細、TKS、4段階のレベルなどを対象に実施。年度末の同フレームワーク取りまとめにあたっての参考にすると共に、意見に対する考え方を整理・公表する。