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北海道電、九州電 電化厨房体験施設活用を紹介

 北海道、九州両電力は、このほど日本エレクトロヒートセンターが発行した機関誌の特集ページで、業務用電化厨房の特長を活かした最新技術・事例として、各社の取り組みを紹介した。

 北海道電は「スマート農業で生産されるトマトを活用した六次産業化への取り組み」について、エネルギーソリューション室省エネサポートグループ副長の野川貴史氏と、同グループの小竹早織氏が報告。「地域共創」をキーワードに、一次産業を中心とした新規事業への取り組みを加速する同社は、エネルギー企業に留まらず、新たな付加価値の提供に向けて検討を進めている。計画中の大規模植物工場で、トマトの生産・出荷から、付加価値の創出による高収益化を目的に六次産業化を図る。保有する業務用電化厨房体験施設「エレナード・ザ・キッチン」の活用などを検討しており、同報告では、食料の主要生産地・北海道が抱える課題解決に貢献する取り組みを紹介する。
 50年のカーボンニュートラル実現に向けて、業務部門の空調・給湯・厨房設備の電化を大きな柱として推進する九州電は、業務用電化厨房の普及に関する取り組みを推進。
福岡、佐賀、長崎、宮崎に加えて、今年度新たに大分に設置した業務用電化厨房体験施設「eキッチン」では、電化厨房機器を活用した調理実演や体験など、多様なニーズに対応する。また、〇動画やリーフレットによる採用事例の紹介、〇空調や給湯を含めた厨房全体のシステム選定、〇イニシャル・ランニングコスト、環境性を考慮した熱源方式比較提案、〇メーカーと連携した設計支援―といった幅広い提案活動を実施。そうした同社の「省エネ・脱炭素に向けた電化厨房普及の取り組み」を同機関誌で紹介する。