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北海道電 オリジナルアニメCMに高い評価

 北海道電力が、昨年末の12月26日に公開したオリジナル短編アニメーション「ともに輝く明日のために。」が、公開2週間でX(旧Twitter)での総インプレッション数が約100万に達する人気を呼んでいる。

 配信時間5分22秒の同アニメは、北海道電が昨年策定したグループパーパス「ともに輝く明日のために。」を、Z世代(10代~20代前半)を含めた幅広い層に伝えるために制作したコンセプトCM。東京の大手出版社からスカウトされた北海道在住の主人公が、高校時代の友人4人との再会により「北海道の暮らしを支え、地域とともに歩むこと」を自分自身の使命として認識し、転職の要請を断って、これからも友人たちと、北海道電のグループパーパスである、ともに輝く明日のために歩んでいく―というストーリーで、企業発のオリジナルアニメとは思えない高い完成度のCMになっている。
 加えて、主人公に人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」で小原鞠莉役を務めた鈴木愛奈さん、「地域とともに歩むこと」の意味を主人公に伝える北海道電勤務の親友を、同「推しの子」で黒川あかね役を演じた石見舞菜香さんがそれぞれ演じる豪華なキャスティングも話題になっている。さらに声優の大半を北海道出身者で固めたことで「地元愛を感じる」「主人公たちが発する方言(なんもなんも、など)に道民は盛り上がっている」(Xへの投稿)という。

 これを反映して、ユーチューブの(広告配信のない)オーガニック再生数は約1.5万回を記録。「物語から地域の温かさが伝わる」「シリーズ化を期待する」などのコメントが海外からも寄せられている。既報のように北海道電は、北海道電グループのオリジナル楽曲として24年に制作した「365日の明日」のミュージックビデオが、公募による広告コンペとして知られる、同年の「京都アニものづくりアワード」(主催・京都市)にノミネートされて最終候補に残るなど、アニメ・映像関係者の間で高い評価を得ている。