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九州電 長崎支店ロビーをバス利用者に開放

 九州電力の長崎支店は、地域貢献施策の一環として、長崎市民の生活を支える足―となっている長崎バス(運行会社は長崎自動車)の「待ち時間を快適に過ごしてもらう」(同支店)ため、同支店を置く長崎電気ビル1階のロビーを待合室として開放する市民向けサービスを開始した。

 同サービスは、九州電グループが掲げるブランドメッセージ「ずっと先まで、明るくしたい。」に基づく「住みやすい街づくり」への支援策として、社員から提案された「寒い日や雨の日、夏の暑い日でも、バスの利用客が快適に待ち時間を過ごせるように1階ロビーを市民に開放する」を実現させたもの。
 ロビーの開放に合わせて、ロビーから至近の長崎駅方面行きの「市民プール前」、城栄町方面行きの「平和通り」―の両バス停の時刻表とバスの現在位置、遅延情報などが確認できる電子掲示板も設置。利用者は同掲示板を通じて、長崎バスの情報提供サービス「長崎バスロケーションシステム」が利用できる。

 ロビーの開放時間は、平日の午前8時半から午後5時半までで、その間、冷暖房完備の快適なロビー内で、九州電が提供する様々な情報や広報ニュースなどを閲覧できるほか、自動販売機やトイレの利用も可能。既報のように、長崎支店が13日に同ロビーなどを会場に開催した「きゅーでん・にこにこ大感謝祭」の中で、市民には初のお披露目となり、来場者からは「寒い日が続く中、利用者目線に立った素晴らしいサービス」と絶賛された。