トーエネック デジタル変革でDX認定取得
トーエネックは、経産省が定めるDX(デジタルトランスフォーメーション)認定制度に基づく「DX認定事業者」としての認定を取得した。同制度は、デジタル変革を進め、デジタルガバナンスを向上していく準備が整っている事業者を認定する制度。トーエネックは、グループが一丸となって目指す将来像「お客さまと、社会と、人と、ともに成長し続ける総合設備企業へ」の実現に向けて、デジタル化・DXの推進を、カーボンニュートラルへの取り組み、人材の確保・活躍推進と共に、重要テーマの一つに位置付ける。
具体的には、ビッグデータの利活用により、顧客ニーズを深堀りすることで、新たなビジネスモデルの創出を目指す「事業のDX」、DX専任部署を全社の旗振り役として、業務プロセスを見直し、経営課題に対する各取り組みを加速する「業務のDX」を推進。さらに、ICTツールを活用した多様な働き方の導入により、組織の風土改革・社員の意識改革を進めており、中期経営計画に示すこれらの取り組みが、経産省が定める「デジタルガバナンス・コード」に則っているもの―と評価され、同認定を取得したもの。
また、サイバーセキュリティに関する対策についても、「的確な策定・実施」を継続していることが評価された。中部電力グループの統一基準である「セキュリティマネジメントガイド」「セキュリティ基準」と、同社の「情報セキュリティハンドブック」に基づき、セキュリティ対策を実施。インシデント発生時の役割り、報告体制を明確にしており、年1回中部電と報告訓練を行っている。役員と全従業員を対象に、中部電が提供するコンテンツを利用した、セキュリティ教育の実施、情報セキュリティ対策に関する遵守事項の理解度・実施状況の確認も定期的に行い、年度末にはこれらの取り組みを社内評価し、次年度活動計画を策定して、継続的にセキュリティレベルの向上を図っている。
