土木学会 電力4社が今年度の学会賞を受賞
土木学会は、今年度の土木学会賞を決定した。対象は功績賞など20部門の計120件。このうち電力からは「土木技術の発展に貢献し、社会の発展に寄与したインフラの計画、設計、施工、運用やメンテナンスなどの画期的な個別技術」に贈られる「技術賞」に、東北電力と鹿島による「女川原子力防潮堤かさ上げ工事(東日本大震災の知見を活かした国内最高レベルの防潮堤の設置)」が選出された。
また「海外との交流を通じて国際社会における土木工学の発展と社会資本整備に貢献し、今後も貢献が期待される50歳以下の者」に贈られる「国際活動奨励賞」は、関西電力の中村和男・再生可能エネルギー事業本部水力エンジニアリングセンター海外水力G土木課長)が受賞した。そのほか東京電力ホールディングスの高橋智彦氏、JERAの金廣琴乃氏など4氏による「マルチスケール統合解析を用いた桟橋上部工の塩害進行と耐荷力の補修効果に関する検討」が「論文賞」に選出された。
表彰式は来月14日、東京都千代田区のホテルメトロポリタンエドモントで行われる。
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