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東電HD 刈羽村の老人ホーム整備に協力へ

 東京電力ホールディングス(HD)は、新潟県刈羽村に設けている職員用駐車場を、同村が計画する「村営軽費老人ホーム」の用地として提供する。同ホームは、柏崎刈羽福祉事業協会が現在、柏崎市内で運営する養護老人ホーム・御山荘(976年供用開始)の将来的な新築移転に備えて「入所者の受け入れ先を確保するため」(村福祉保健課)の村営高齢者ケア施設。東電HDの職員用駐車場は、柏崎刈羽原子力(計821・2万㎾)から約2kmの距離にあり、周囲に下高町公会堂やスーパー、コンビニなどが集中する交通の要所であることから、同村が東電HDの協力を得て、同駐車場跡地を用地にS造り平屋建て、延床面積1230㎡、1部屋21・6㎡×25室―で構成する老人ホームを設けることになったもの。駐車場は東電HDが地権者から貸借しており、村が着工予定の25年4月を踏まえて24年度中に更地にする。完成は26年3月、開所は翌4月の予定という。