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厚労省 「現代の名工」に関電工など150人

 厚労省は、今年度の「卓越した技能者(現代の名工)」として、様々な業種の150人のプロフェッショナルを選出した。現代の名工は「卓越した技能を持つ、その道の第一人者を選出・表彰して、優れた技能を将来を担う次世代に承継する」(同省)ため、967年に創設された優良事業者の年次表彰。このうち「電気配線工事作業者」として今年度は、日本電設工業協会の推薦を受けた関電工の川島博幸氏が選出されたほか、「配電盤・制御盤・開閉制御機器組立工」で日立製作所の箕輪正明氏と東芝エネルギーシステムズの神菊和也氏、「旋盤工」で、日立の渡邉誠二氏、「アーク溶接工」で三菱重工業の常陰和久氏、「製缶工」で同・梅原信男氏などが、それぞれ選出された(各氏の所属は省略)。表彰式は先月、東京都新宿区のリーガロイヤルホテルで行われ、計150人の全ての名工に、武見敬三・厚労大臣から感謝状のほか、卓越技能章の盾と徴章が贈られた。