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規制庁 柏崎刈羽のフェーズ3追加検査実施へ

 原子力規制庁は、東京電力ホールディングス(HD)・柏崎刈羽原子力(計821・2万㎾)に対する追加検査について、次段階の具体的な確認内容を提示した。昨年9月に示した、同追加検査における確認方針を踏まえて、これまでにフェーズ1、2の同検査を終了。今後実施するフェーズ3の検査では、フェーズ2の検査で確認した4つの「検査気付き事項」①正常な監視の実現、②実効あるPPCAP(核物質防護に関する不適合管理などを審議する会議体)の実現、③改善された変更管理の運用の徹底、④実効性のある行動観察を通じた一過性のものとしない取り組みの実践―を確認する。これらの事項は、既に同社が是正に向けた取り組みを進めており、規制庁は①、③に関しては、フェーズ2で行った実施状況の逐次確認ではなく、同社から是正が終了した旨の報告を受けた段階で検査を行う。
 一方で、②、④については、「事業者の自律的改善が見込める状態であるか」を判断する上で重要―とし、適時その状況を検査で確認する方針を示した。具体的には、〇会議の目的を踏まえた、出席者による技術的な議論が行われている、〇協力会社を含め、事案の大きさに係わらずCR(Condition Report)の起票や情報共有が継続している―などの状況を検査。また、〇核物質防護規定に基づき、核物質防護に精通する者による独立した位置付けでの定期的な行動観察が行われ、評価基準を定めて適切に運用されている、〇観察結果が直接社長に報告され、社長の指示を受けて必要な対応が行われている―などの措置を確認する。