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NUMO 新展示車ジオラボ号広報全国展開

 原子力発電環境整備機構(NUMO)は、新たな地層処分展示車「ジオ・ラボ号」による広報活動を開始する。最終処分場の長期的な安全性について、見学者へ直感的に伝えることをコンセプトに、従来のジオ・ミライ号に次ぐ展示車として同号を製作。明日6日に東京都千代田区の科学技術館で行われる「青少年のための科学の祭典」を端緒に、全国各地での出展を予定する。同号は、地下深部の地層特性や、地表から300m以上深い場所に高い技術で作られる処分場のイメージを、デジタル映像、壁面展示で伝える。外観は、NUMOのシンボルカラーである濃紺を基調としており、内部は地下深くの地層の特性を伝えるため、間接照明と調光機能を活用することで、地層をイメージしたデザインとなっている。また、地層処分の考え方や地下深部の特性を説明した壁画展示は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に配慮し、タッチレスとしたのも新展示車の特長。さらに小型ディスプレイでは、文献調査の進捗状況や新型コロナウイルス対策ポリシーなどの情報を発信する。