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東電HD 今月末を目処に福島復興本社を移転

 東京電力ホールディングス(HD)は、今月中を目処に、現在、福島県富岡町に置いている福島復興本社を、福島第一原子力が立地する双葉町に移転する。既報のように移転は、今年3月に同町の一部地域で避難指示が解除されたことを受けて「町民の帰還に先立って社員を勤務させ、地域の復興を後押しする」(大倉誠代表)ための措置。移転先は町が今月1日にオープンした複合施設「産業交流センター」の3、4階で、大倉代表を含む社員約50人が勤務し、来年度はさらに20~30人増員して復興関連業務に注力する。なお、2階には前田建設工業が東北支店を設けているほか、4階には町のふるさと復興事業協同組合が入る。