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経産省 新設インフラメンテナンス大賞の公募開始

 経産省は、16年11月に国交省と総務、文科、厚労、農水、防衛の関係5省庁が設立した「インフラメンテナンス大賞」に、電気・ガス設備を対象とした経産大臣賞を新設した。同表彰制度は、国内のインフラ事業者のメンテナンスの向上と、産業の活性化を図ることを目的に導入されたもので、これまでに同分野における優れた取り組みや技術開発を行う事業者を表彰し、ベストプラクティスとして広く紹介している。電力・ガスなどのインフラ事業者は、設備の老朽化や保安人材の高齢化といった課題に直面しており、経産省は、IoT・AIなどの最新技術を用いたメンテナンスを行うことで生産性の向上を図ると共に、保安力を高めていく「スマート保安」を推進しているところ。同取り組みの一環として、このほど公募を開始した第4回インフラメンテナンス大賞に参画し、電力・ガス事業者のスマート保安に向けた取り組みの加速と、高度なメンテナンス技術開発の促進を図るもの。同公募では、4月1日まで事業者の応募を受け付け、各界の有識者による審査を経て今夏にも、各省庁の大臣賞、特別賞、優秀賞をそれぞれ決定する。