ニュージェック 国際博覧会協会が特別表彰
ニュージェックが「2050年のビジョン」に掲げる「共に拡げ高め合い、自然と生きられる社会を世界に」の実現に向けて取り組む「TEAM EXPO2025プログラム/共創チャレンジ」の活動が多くの支持を集めたことから、同社にこのほど、2025年日本国際博覧会協会から大阪・関西万博の特別表彰となる「未来の大人支援賞」が贈られた。
既報のように、ニュージェックが関西電力グループの一員として、同万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現に協力する同取り組みは、SDGsの達成に貢献が可能な企業のプロジェクトを、万博を主催する国際博覧会協会が公認事業「TEAM EXPO2025プログラム」として認定・登録。各企業がそれぞれに展開する社会貢献活動や環境企画・催事などの中から、万博の開催趣旨に沿った最も優れた取り組みを、一般からの投票によって選出するインターネットによるコンペ。
ニュージェックは、事業内容と関係の深い「子どもの防災」を取り組みのテーマに設定し、社内に担務チーム「N-EXPO(ネクスポ)」を創設。同チームが22年より、①防災模型実験による防災教育・出前講座、②自社施設での防災模型実験見学会、③ハザードマップの見方・使い方に関するガイダンス、④各種防災情報の提供―をグループ大で展開している。いずれも大本雄二・執行役員技術本部長代理兼経営戦略本部長代理など17人が講師となって、これまでに大阪市や兵庫県伊丹、姫路両市の公立小中学や大阪城公園などで多数の防災教育を行ってきたことが高く評価された。表彰式は万博閉幕日の13日、会場内で行われた。
なお、同じ関西電グループのきんでんも、万博会場に出展した自社パビリオンに導入した、AI利用の独自エネルギーマネジメントシステムが高く評価され、国際博覧会協会から「優れた脱炭素の取り組み」として表彰されている。


