パワーアカデミー 東光高岳の女性活躍をウェブで紹介
パワーアカデミーは、電気工学分野で活躍する女性を紹介するウェブ広報で、東光高岳戦略技術研究所技術開発センターICT技術グループの宮崎未知果さんを紹介する。現場の第一線で活躍する人に光を当て、今後同分野を目指す女性にメッセージを送る広報企画で、センサ端末の開発に従事する宮崎さんへのインタビュー記事を掲載した。
宮崎さんは高校2年生の時に、東日本大震災に伴う計画停電を経験し、エネルギーの安定供給に関心を持ったことなどが契機となって、電気工学を学ぶことを選択。東京農工大学の電気電子工学科に進学し、サークル活動などを通じてモノづくりの面白さに気付き、メーカーへの就職を希望した。その結果、エネルギー供給の重要な機器を幅広く製造し、エネルギーマネージメントシステムやスマートグリッドなど、社会貢献性の高い事業を手掛ける東光高岳の事業内容や、社内の雰囲気、社員の人柄などに魅力を感じ「ここなら技術者として思う存分働ける」と入社を決めた。
現在は、塵埃や水分の付着を検出する、ACMセンサの端末開発に取り組んでおり、同特集では、モノづくりのやりがい、厳しさを語ると共に、女性が少ない職場であっても、産休や育休、L休(女性特有の体調不良時に取得できる特別休暇)などの福利厚生が充実し、復帰して働く人も多い同社の環境を紹介する。もし女性だからという理由で、理系に進むことをためらうような状況があるとしたら「それはなくなってほしい」と強調。電気工学に興味がある人へ「ぜひ挑戦してほしい」と力強いメッセージを寄せる。
