北陸電 石川県と大聖寺川水系の渇水対策検討
北陸電力は、石川県が8日に加賀市の大聖寺川ダム統合管理事務所で開催した「大聖寺川水系渇水調整連絡会」に出席し、少雨を原因とした渇水による影響などについて官民で意見を交換した。北陸電の新我谷水力(5600㎾)、新枯渕水力(3600㎾)が、それぞれ取水する県営我谷ダム、九谷ダム(いずれも大聖寺川水系大聖寺川)の貯水率が、連絡会開催日時点で、我谷ダムが24%(この時期の過去10年平均72%)、九谷ダムが58%(同86%)となっていることから、対応策などを探ったもの。7月の降水量が平年の1割に留まったことに加え、連日の猛暑の影響で県内では現在、水不足が懸念されているが、金沢市を流れる犀川水系については「7日に発生した線状降水帯による大雨で貯水量が回復傾向にある」(県土木部河川課)という。
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