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IPA DX推進指標の効果的な活用を解説

 情報処理推進機構(IPA)は、「DX(デジタルトランスフォーメーション)推進指標」の効果的な活用方法について紹介する解説記事を公開した。

 学ぶ、知る、使うの観点から国内企業のDX推進を支援するポータルサイト「DXSQUARE」で、企業のDX、AX(人工知能技術による組織変革)を担当する、IPAデジタル&AIシステムズ・デザインセンターデジタルトランスフォーメーション部の山周平・エキスパートが、インタビューに答えながら同指標を活用したDX推進について解説する。
 経産省が19年に策定し、IPAと共に提供する同指標は、自社のDXの状況を把握・評価するための自己診断ツール。企業DXに関しては、国が定めた教科書的な位置付けの「デジタルガバナンス・コード」があり、同指標は同コードを基に設定されている。さらに、DXの準備が整っている企業を国が認定する「DX認定」、コードに沿った取り組みを通じて優れた成果を創出している企業を選定する「DXセレクション」や「DX銘柄」などが紐づいている。
 同指標には35の設問があり、現在の状態と3年後に目標とする状態をレベル0から5までの5段階で回答することで、自社のDX推進に向けた現状や課題を確認し、アクションにつなげる仕組み。今年4月に、設問と成熟度レベルを改訂し、8月には自己診断フォーマットのウェブフォーム化を発表した。これまで年2回、IPAからの提供を待つ必要があったベンチマークデータが、ウェブからレポート形式で確認できるなど、利便性の向上を図っている。
 同指標の活用について山エキスパートは、重要なのは点数の高さでは無く、自社の強みと弱みを知ることにあると指摘。現状と3年後の目標とのギャップについて、発生要因を見極めながら、自社DXを推進することを勧めている。