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エネ庁 石炭供給網維持へコールC対応策検討

 経産省エネ庁は、石炭サプライチェーン(SC)の維持・強靱化に向け、石炭供給拠点となるコールセンター(CC)の機能維持策を検討する。

 日本総合研究所への委託調査を通じて、CCの現状や事業環境を把握すると共に、事業者へのヒアリングなどから課題を整理。石炭需要の減少や設備老朽化など、複合的なリスクを踏まえたCCの課題について、緊急性、影響度、実施コストの3つの観点から、優先して取り組む対応策を絞り込み、今後の検討につなげる。
 CCは、海外から大型外航船で輸入した石炭を受け入れ、貯炭した上で、内航船やトラック、ベルトコンベヤーなどで複数の需要家へ払い出す中継基地。24年の国内輸入量1・61億tに対し、CCの取扱量は0・30億~0・35億t程度で、このうち約0・16億tを内航船で二次港湾へ転送している。大型需要設備が直接外航船を受け入れにくい場合において、CCは石炭供給網を支える重要拠点となっている。
 調査では、北海道電力が出資する苫東CCや小名浜港でJERAが運営する小名浜CCなど、CC機能を有する15事業者・CCを対象に現況を把握した。CCの取扱量は、石炭火力の燃料転換や稼働率低下、需要設備の閉鎖などを背景に、ほぼ全てで横ばいまたは減少傾向だった。既に事業継続上の取扱量下限を下回るCCもあった。

 多くのCCは、載貨重量9万t級以上の大型外航船を受け入れ可能だが、同6万~7.7万t級が上限の施設も存在。老朽化した大型設備の更新が進まず、人手不足も重なっていることが分かった。40年に向けて、一部CCでは石炭需要が減少する見通しも示されており、設備の維持が課題となっている。
 調査では........