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文科省 ポストANEC実施主体にJAEA

 文科省は、大学や高専、研究機関などが連携して原子力人材を育成する「未来社会に向けた先進的原子力教育コンソーシアム(ANEC)」の後継事業「ポストANEC」で、日本原子力研究開発機構(JAEA)を実施主体とする方向で検討を進めている。

 オンライン教材の充実や大型研究施設を活用した実験・実習、産学連携などを通じ人材育成基盤を一層強化する。先月開催した科学技術・学術審議会原子力研究開発・基盤・人材作業部会で検討状況を示した。
 ポストANECでは、オンライン教材開発や実験・実習、専門人材の育成、アウトリーチ、産学連携、事務局機能強化の6類型を想定する。大学向け講義や中高生向け教材の整備、大型研究施設を活用した実習、30~40代の若手・中堅を対象としたプロジェクトマネジメント人材育成、企業研修への学生派遣などを盛り込む方向で検討している。
 文科省はJAEAについて、大型研究施設や専門人材、産学ネットワークを有し、大学と産業界双方との幅広い接点を持つことから、中核的な実施主体として適している―と整理した。現行ANECで培った人材やノウハウも継承し、事務局機能を一元化すると共に、原子力人材育成の司令塔機能との有機的な連携を図ることで、一体的で効果的な事業運営を目指す。今後は産学官との対話を重ね、事業内容をさらに具体化し、実施に向けた検討を進める考えだ。