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北海道電、四国電 電化厨房の販促活動展開

 北海道電力と四国電力は、調理ロボット開発・販売のテックマジック(東京都江東区)と協力して、今月より、同社が新開発した調理ロボット「I-Robo 2」を用いた電化調理システムの普及拡大に向けた調理体験・現地見学の周知拡大プロモーションを展開する。

 外食産業や食品工場における人手不足が深刻化する中で、近年その対策として、調理ロボットの導入を検討する事業者が増えている。同企画は「炒飯や野菜炒めなど、熟練した調理者のレシピの再現に加えて、攪拌、加熱、調理後の鍋の洗浄までの一連の動作を全て自動化できる」(テックマジック)という新高性能ロボットの実機による調理体験を通じて、電化調理システムの広報と普及の拡大につなげる―という取り組み。
 このうち北海道電は、札幌市の本店1階に設けている業務用厨房体験施設「エレナード・ザ・キッチン」にこのほど同ロボットを配備。事前申込制で、調理精度や操作性、作業スピードなどを希望者に体験させる取り組みを開始する。同様に四国電は、全長7.7mのトラックをベースとする移動型次世代ショールーム「でんのすけ号」に同ロボットを搭載。四国4県を対象エリアに今月より、調理実演のプロモーションを展開して「地域に根ざした新たなスマートフードソリューションモデルとして訴求する」(同社)。

 全国的な課題となっている人手不足という深刻な問題を、個々の経営者の努力に委ねるのではなく、地域インフラを支える電力の主導で、エネルギー供給とのセットでロボット活用を提案する―という両社の取り組みは、地方創生の新しい形となる可能性を秘めており、成果が期待される。