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沖縄電 業際横断型研修で女性幹部社員育成

 沖縄電力は、政府が進める「女性活躍・男女共同参画社会の実現」に向けて、新しい社会通念である「アンコンシャスバイアス」の理解推進と、女性幹部社員の育成―を目指して、おきなわフィナンシャルグループが主催する、業際横断型研修「女性活躍推進カレッジ(愛称・フェミエール)」に、今年も幹部候補の女性社員3人を参加させる。

 「無意識の思い込み」を意味するアンコンシャスバイアスは「女性に理系の進路は向いていない」「仕事より育児を優先する男性は仕事へのやる気が低い」など、世間に流布する根拠の正確性に欠ける思い込み―を指し「男女共同参画社会の実現にとって大きな障害となっている」(内閣府男女共同参画局)。

 そのため、パワーハラスメントやカスタマーハラスメントのように「排除すべきもの、として国民が広く認識することで、誰もが活躍できる環境が形成される」(同)として、同局の主導で啓発活動が進められている。
 こうした取り組みの一環として沖縄電は、おきなわフィナンシャルグループが23年より開講した女性活躍推進カレッジに毎回社員を参加させており、今年度は昨年度の第2期に続く、第3期の研修となる。参加者は沖縄電のほか、沖縄セルラーやサンエーなど県内の代表的企業13社を含む計18社の女性職員39人。

 12日に、那覇市の沖縄銀行本店内のオキナワ・イノベーションラボで行われた第1回セミナーでは、18年に九州・沖縄の経済同友会で女性初の代表幹事に選任された、渕辺美紀・ホテル百名伽藍オーナー兼総支配人を講師に迎えて講話を聴講。その後、女性の幹部候補を育成するためのスキームの在り方やアンコンシャスバイアスの理解、地域全体での女性活躍の進め方、企業間協力によるオール沖縄でのダイバーシティ(多様性)・エクイティ(公平性)・インクルージョン(包摂性)の各推進―などについての研鑽を深めた。今年度の研修は計5回のセミナーで構成され、あと4回は「経営戦略」や「モチベーションの向上」などをテーマに、2か月ごとに行われる。