九州電など 横浜市に新テーマパーク整備
九州電力とクラフティアは、横浜市に次世代型の新しいテーマパークを整備する。
市が計画する「旧上瀬谷通信施設観光・賑わい地区開発事業」に、三菱地所や住友商事、高砂熱学工業、三菱倉庫など9社とのグループで協力し「世界に誇るジャパンコンテンツとジャパンテクノロジーを活用したワールドクラスの次世代型テーマパーク」(市都市整備局上瀬谷整備推進課)を建設すると共に、交通インフラを含む地域の再開発を進めることで、自然との調和を目指したスマートシティを構築する。
建設地は945年に米軍が接収し、15年に市に返還された旧上瀬谷通信施設の跡地242ha。同跡地では、経団連の筒井義信会長(日本生命特別顧問)が会長を務める2027年国際園芸博覧会協会の主催で、国際園芸博覧会(27年3月19日~9月26日)の開催が決まっており、九州電などは同展覧会の終了後に、全敷地の約5分の1となる51・4haに博覧会の開催コンセプトである「グリーンインフラの実装による先導的なグリーンシティ」の理念を継承したテーマパークを設ける。
同コンセプトに基づいて、テーマパークの外周に豊富な植栽を整備するほか、パーク敷地内も緑化して生物多様性の確保につなげる。さらに九州電グループの知見を活かして、エリア内全域で再生可能エネルギーを積極的に活用し、大地震などの有事発生時にもエネルギー供給が継続できるBCP環境を整える。
さらに羽田空港や県内の主要ターミナルと接続するバスターミナルも新設するほか、新たな交通インフラとして、同バスターミナルと新テーマパークの最寄り駅となる相模鉄道の瀬谷駅間の地下にシールドトンネルを敷設し、バス専用道としてダイレクトに来場者を迎えるプランや、テーマパークへの来客者を見込んだ東名高速道路への新ICの整備(30年度に供用開始予定)なども計画しており、大規模な地域再開発プロジェクトとなる。
着工は、最速で28年度中を予定しており、30年代前半の開業を目指す。開業時には年間1200万人の来場者を見込むが、最終的には1500万人の集客を期待している。


