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関西送配電 全国初の鉄塔フィギュアを商品化

 関西電力送配電が管理・所有する3つの鉄塔が、同社公認のミニチュア・フィギュアとして商品化されることが決定した。関西送配電が「送配電事業への興味や関心を持ってもらう」ことを目的に制作し、マニアを中心に人気を集める「鉄塔カード」の中から、特徴・人気のある播磨西線№1、賤母線№8、下小鳥線№47―の3鉄塔をピックアップし、玩具メーカーのケンエレファント(東京都千代田区)が、高さ88~107mmのオリジナル・フィギュアとして制作する。また鉄塔のほか、各鉄塔の名称プレート(同20㎜)や電線ドラム(同36㎜)、ヘルメット(同17・8㎜)、さらに関西送配電の作業員服を着用したミニ作業員(20㎜)のフィギュアも商品化される。販売は今年11月を予定しており、全国のガチャガチャ(カプセル入り玩具)ショップのほか、キャラクター&ホビー通販サイトの「あみあみ」でも販売する。実際の鉄塔をモチーフにしたフィギュアの商品化は初の試みとなることから、大きな話題になりそうだ。
  なお、フィギュアを販売するガチャガチャの台は「現在全国に約60万台ある」(最大手のバンダイ・ナムコ・ホールディングス)といい、市場規模は近年大きく拡大し、400億円超にまで膨らんでいる。