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北電技術コンサルタント 長野県の新規公営水力整備に協力

 北電技術コンサルタントは、長野県企業局が計画する新規公営水力・中田切川地点水力(仮称、2200㎾を予定)建設プロジェクトの優先交渉権者となった。同事業は、駒ケ根市を流れる天竜川水系の1級河川・中田切川に、水路式の新水力を設けるもので、同局初の試みとなるECI(技術提案・交渉・施工)方式の契約を交わして、施工者となる北電技術コンサルタントとヤマウラが、調査・設計を行う間に同局と「施工に関する受注価格」を協議し、交渉が成立した場合に改めて施工契約を締結する―というスキームを採る。両社は、県と月内を目処に基本協定と調査・設計業務(測量・地質調査、基本設計、正常流量検討などを含む)に関する委託契約を交わした上で、21年度中に県が「当県の費用負担でFITの認定を取得する」(企業局)。
 新設する水力は、取水堰、取水設備、沈砂池、水槽、導水路(延長1890m)、水圧管路、放水路、発電所―で構成。前述のECI方式の事業スキームにより北電技術コンサルタントは、設計を終える23年3月までに、県と施工に関する価格の交渉を行い、交渉が成立した段階で新たに施工契約を締結する。運開は「県のFIT認定取得日から7年以内」(同)を予定しており、設計と施工を合わせた受注額は41・8億円が限度額となる。なお、北電技術コンサルタントは、新潟県企業局が管理する田川内水力(7100㎾)のリプレースに合わせて、同水力をFITの適用設備とするための建築・土木施設詳細設計業務を16年に行っている。