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JERA、ニュージェック JICAと受託契約

 

 JERAと中部電力は、JICAとこのほど、ミャンマー連邦共和国での「都市配電網整備に係る情報収集・確認調査」の受託に関する契約を交わした。受託額は4380万円(税別)。既報のように、永年にわたる軍政による経済制裁などの影響で経年化・老朽化が著しい、同国の経済の中心地(ヤンゴン、マンダレー両地域)での、既設配電網の整備状況調査と、ヤンゴン、マンダレー両配電会社が策定した現行の整備計画の検証、さらに日本の技術を反映させた高度送配電網整備のための技術提案を、今年度上期中を期限に行う(詳細は2月16日号参照)。なお、次点は東京電力ホールディングス、東電パワーグリッド、東電設計―‌の3社グループだった。同様にニュージェックもこのほど、東アフリカのエチオピア連邦民主共和国での「アディスアベバ送配電網改修・拡張事業準備調査」の受託に関する契約を、JICAと交わした。受託額は2・19億円(同)。対象となるのは、同国において円借款で行う送配電網改修事業に関する調査と、設計基準の設定と基礎データの整理、事業の迅速化に向けた検討、基本設計―で、調査期間は今年12月下旬まで(詳細は同月9日号)。なお、次点は中部電。