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NEDO 国際実証でのリスク管理定着へ研修検討

 NEDOは、エネルギー・環境関連技術の国際実証事業におけるリスクマネジメントの浸透・定着に向けた検討に乗り出す。電力など国内のエネルギー関連産業の海外展開・市場開拓をはじめ、エネルギーセキュリティの強化、地球温暖化対策などを目的とした国際実証では、交渉の長期化、事業の大幅な遅延や中止、コストの予期せぬ増加など、様々なマネジメント上の課題と共に、外国政府・企業との調整、異なる法律・商習慣・文化といった多くのリスクに対応する、高度なマネジメント能力が求められる。そのためNEDOは、これまでの実績を踏まえて、事業に伴うリスクに適切に対処するために必要な基本的事項をまとめた「国際実証におけるリスクマネジメントガイドライン(GL)」を昨年度末に策定した。その後約半年間にわたって、同GLを中心としたリスクマネジメント制度を運用した結果、NEDOのプロジェクト担当者や実施企業にリスクマネジメントの考え方が浸透してきた―と指摘。国際実証の関係者に対して、同GLのさらなる定着を図るため、分り易さ、使い易さの観点から改善を行うと共に、GLを中心とした研修プログラムを作成・実施する方針を固めた。
 同GLは、「全体方針」「リスクチェックリスト」「対応計画作成フォーマット」「国際実証におけるリスクと対応方針例」で構成しており、それぞれの目的などがユーザーに十分伝わり、起こり得るリスクや対応方針が想定し易くなるような構成に改善する考え。研修プログラムは、NEDOのプロジェクト担当者向けと、委託先・助成先となるプロジェクトの実施企業向けの2種類を作成する。各研修プログラムは半日から1日以内のコースを想定している。